敷地の個性を活かしきる
地階のある平屋の住まい

暖かさも強さも快適さも!
高低差のある敷地を活かして
プラスαの暮らしを叶える

 一見するとモダンな平屋だが、実は地階のある平屋プラスαのI邸。敷地と道路の高低差を活かした地階は南側にガレージがあり、車から降りてそのまま「ただいま」と家に入ることができる。「せっかくなら高低差を活かしたくて」と話すご夫妻だが、実は最初からそう考えていたわけではなかった。

 当初は強固な家にこだわり、鉄骨造やコンクリート造の家に目を向けていたご夫妻。「でも調べてみると、コストや断熱性能面で不安が生まれて。冬季はマイナス10℃にもなる環境なので、一年中快適なバランスのいい家に意識が向くようになりました」と話す。そんな中出会ったのが、地下室のある家を得意とするミツヤジーホーム。「地下室としての面白さと、構造的な強さや性能面も納得。見せてもらったお宅がどこもまんべんなく暖かいのには驚きました」とご主人。同社・安江社長からの「高低差を活かしてみない?」との提案もあり、地階+平屋の家づくりに踏み切った。

 プランでこだわったのは、将来ワンフロアで暮らせること、ゆったりしていること、地続きでつながる隣の実家と行き来しやすいこと。地階にはガレージのほか、静かで落ち着ける寝室も配置。子ども部屋はLDK横に設け、ライフスタイルが変わっても多目的に使える空間になっている。離れを減築して設けたガレージ前のスペースは三世代の集う庭になり、BBQをにぎやかに楽しむ日もしばしば。「土地の個性を地下室で有効活用でき、暮らしの幅が広がりました」とご夫妻が満足そうに教えてくれた。

竣工年月/ 2020年 10月
所在地/御代田町
エリア/佐久
階数/1階と地下
工法/木造枠組(2x4、2x6など)工法
延床面積/ 132.49㎡ ( 40.08坪 )
1F/ 76.18㎡ ( 23.04坪 )